北鎌倉 円覚寺の紅葉を見てきました。
北鎌倉の紅葉はほかよりも少し遅く、12月初旬がピークと言われていますが、2週目がちょうど見ごろでした。
平日午後なので人も少なくゆっくりと散策できました。今週末は小津安二郎監督の命日(12/12)と重なり混雑が予想されますので、気を付けてお出かけくださいね。
「洪鐘大祭記念御朱印」をいただきました。
縁結びのご利益もあるんですって。
円覚寺の境内はリードで散策できるので、見どころをご紹介します。
※境内のカフェ「安寧」は2020年5月に閉店しました。
円覚寺
円覚寺(えんがくじ)は、横須賀線「北鎌倉駅」のすぐそばにある臨済宗大本山のお寺です。建物内には入れませんが、境内はリードを短くして愛犬と回ることができます。
総門
紅葉の美しいお寺として有名ですが、特にきれいなのが線路沿い「総門」付近でしょうか。
訪れたのがちょうど紅葉が見頃だったので、総門までの階段付近で撮影している方がたくさんいました。
外側から見た総門。
内側から見た総門は額縁のようになってまた趣があります。
ここまでは拝観料はかかりません。
入り口で拝観料300円を志納したときに受け取る券は、弁天茶屋で飲み物100円引きになるので捨てないでくださいね。
御朱印と売店
円覚寺では複数の御朱印がいただけます。
- 入口そば御朱印所(御本尊ほか)
- 弁天堂(洪鐘弁財天)
- 佛日庵(三十三観音ほか)
非公開の「舎利殿」が期間限定で一般公開されるときのみいただける御朱印もあるそうです。
60年に一度の洪鐘大祭御朱印
円覚寺と江の島の弁財天は夫婦弁天と呼ばれていて、60年に一度行われる弁天大祭「洪鐘祭(おおがねまつり)」で出会うことができます。
その「洪鐘祭」が2020年10月に行われる予定でしたが、コロナ禍で残念ながら延期となりました。
前回は1965年(昭和40年)で生まれていないし、次回はこの世にいないから、来年大祭はおこなわれるといいな。
ペットのお守りは2種類
- ペット愛護守
- ペット愛護守(リード用)
左右のリングにベルトを通してリードにつける交通安全のお守りは、裏側に名前と連絡先が記入できます。
円覚寺境内の見どころ
円覚寺の境内は大変広く、愛犬とゆっくり散歩をするのに最適です。この日は大きい子3頭とすれ違いました。
山門
夏目漱石『門』の舞台になった立派な山門。
紅葉と共に裏側から撮影されている人が多かったので、私も真似してみました。素敵ですね
仏殿
円覚寺のご本尊が祀られている仏殿。冠をかぶっていらっしゃるため「宝冠釈迦如来」とも呼ばれています。
中をのぞくと天井には立派な「白龍図」が描かれていて圧巻です。
大方丈
方丈(ほうじょう)は靴を脱いで建物内に入れます。写経ができるお部屋もこちら。
わんこは入れませんが美しい庭園があるので、交代でご覧くださいね。この日は庭園を見たかったのでつつじはお留守番でした。
総門から紅梅院へ
総門から紅梅院へと続く道沿いには小さな建物が並んでいます。
十王堂(桂昌庵)
選仏場
居士林
寿徳院
妙香池
妙香池の左側にある「舎利殿」は一般公開されていませんが、期間限定で公開されることも。鎌倉時代に中国から伝えられた様式を代表する、最も美しい建物として国宝に指定されています。
佛日庵
拝観料別途100円
佛日庵では鎌倉三十三観音などの御朱印がいただけます。
中ではお抹茶や珈琲が飲める茶屋も。
円覚寺の境内にあったお寺カフェ「安寧」(如意庵寮)は2020年5月で閉店し、弁天茶屋も週末のみの営業なので、平日お茶が飲めるのはこちらのみ。
如意庵
如意庵のカフェは閉店しました。
紅梅院
円覚寺一番奥の「黄梅院」。
見逃せない洪鐘と弁天茶屋
円覚寺の梵鐘(ぼんしょう)は洪鐘(おおがね)とも呼ばれていて、舎利殿と共に国宝に指定されています。
「ただの鐘でしょ?」と言わず、眺めがいいので頑張ってあがってくださいね。
長い階段は結構きついです。
洪鐘
高さ2.6メートルある鎌倉で最大の洪鐘は、建長寺の梵鐘と共に国宝に指定されています。
弁天堂
鐘の向かいにある弁天堂。
弁天堂の御朱印が欲しかったのですが、今は週末のみでした。かえるのおみくじ「かえるみくじ」もかわいいです。
洪鐘弁天茶屋
弁天茶屋もコロナ禍のため平日はお休み。
白玉あずき食べたかったーー!
茶屋からの絶景写真は撮れませんでしたが、高台からの景色は見れるので頑張って階段上がってみてくださいね。
拝観料志納の際に入り口で受け取る拝観券を見せると、弁天茶屋の飲み物が100円引きになります。
円覚寺 詳細
- 鎌倉市山ノ内409
- 0467-22-0478
- 8時~4時30分(12月~2月は4時まで)
弁天茶屋は9時~閉門1時間前まで - 拝観料 大人300円・小人100円
- 駐車場 直営はなし
最寄り有料駐車場 タイムズ
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