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トイプードルのしっぽはどうして短いのか?【断尾】について考える

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長いちょんまげのような尻尾は、つつじのチャームポイントです。

「ピンと立っているしっぽが実にいい!」

しっぽをピンと立て、凛とした姿でお散歩しているので、知らない方からほめらることも多いです。

でも、普通のトイプードルって、みんなお団子のように短くてかわいいしっぽの子が多く、「どうしてつつじのしっぽは長いのかしら?」といつも不思議に思っていました。

しっぽが長いので、「ミックス犬ですか?」と聞かれることもあります。

 

公園でよく一緒に遊ぶトイプーの飼い主さんたちに、その話をしたときに

「トイプードルは生まれてすぐにしっぽを切っちゃうからよ」

と教えてもらいめっちゃショックでした。

【断尾】といって、生後間もないうちに手術して切ってしまうのだそうです。

トイプードルのほか、ヨークシャテリアやコーギーなども断尾します。

昔は水猟犬として邪魔にならないようにという理由があったそうですが、今は見た目の可愛さから生まれてすぐに切ることが普通なので、よほど断尾に反対しているブリーダーさんでない限りは、短い子がほとんどなんだとか。

なるほどねぇ。

つつじは生まれてからすぐに「繁殖犬」として使うつもりだったから、「愛玩犬」としての可愛さは全く必要はないわけで、そんなお手間はかけられなかったのでしょう。

生後間もないうちは痛みがないって言うけど、絶対に痛いよね。

ヨーロッパでは動物愛護の理由から、断尾を禁止する国も増えていますが、日本は全くお構いなし。

つつじを見ていて思うのですが、嬉しい時にはしっぽをブンブン振り回すし、嫌だなと思っているときには尾股の中に全部隠れてしまうほど下げているので、感情表現がとても分かりやすいです。

それに、歩くときにピンとしっぽを張ることで、バランスよく歩けている気がするのですが……。

しっぽが長いのには理由があるわけだし、それを無理に切ってまでの可愛さって必要なんでしょうかね。

夏は小さいうちわをつけて、仰いでもらうという利用法もあるかもですよ。

◆トイプードルのしっぽはなぜ短いのか?(24秒)

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