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本牧市民公園 機関室に入れる【蒸気機関車D51】と転車台

本牧市民公園の蒸気機関車展示

本牧市民公園を散歩したときに、スポーツ広場のすぐ横に静態展示されている「蒸気機関車D51」を観てきました。

機関車内も犬連れで見学できます。

  • 見学時間
    9時~16時
  • 見学できない日
    年末年始(12月29日~1月3日)

蒸気機関車D51(516号)

2019年4月に修繕工事を終えてキレイになった本牧市民公園の蒸気機関車D51。

全長20m、幅3m、高さ4m。

デゴイチについて

D51は国鉄の代表的な蒸気機関車で、かつて日本全国の路線で活躍し「デゴイチ」の相性で親しまれていました。ここに展示している516号車は、昭和16年(1941年)、当時の鉄道省大宮工場で製造され大宮期間区に配置されました。東北本線などで活躍し、その後昭和44年(1969年)、新鶴見期間区に配置され、昭和45年(1970年)11月28日に廃車となりました。同年12月15日に当時の国鉄から横浜市が借り受け静態保存し展示しています。(展示板より)

機関室に犬と乗れる

実際に機関室にも入れます。舗装されていますが加減弁ハンドルや空気圧計などもそのままで、なかなかの迫力でした。

私が調べたことをメモしておきます。意味を知ってから車体を見るともっと面白いですよ。

D51-516の意味

機体に書いてある「D51 516」は車のナンバープレートのようなもの。

D51形で製造番号が516番目の機関車という意味です。

ちなみに「D」は動輪の数だそう。

  • B=2輪
  • C=3輪
  • D=4輪
  • E=5輪

今も現役のテンダー

機関車にはタンク機関車とテンダー機関車がありますが、本牧市民公園に展示されているD51はテンダー機関車です。

機関車の違い
  • 10~49 タンク機関車
    機関車本体に石炭と水を摘んだ機関車。主に短距離運転。
  • 50~99 テンダー機関車
    機関車本体とは別に炭水車(テンダー)を連結する機関車。主に幹線など長距離運転用。

連結後部の「炭水車(テンダー)」部分には今も水が入っていて、すぐ横の運動場のスプリンクラー用の貯水槽として利用されているとのこと。そういう意味では今も現役ですね。

転車台

本牧市民公園の転車台

蒸気機関車のすぐそばには「転車台」もありました。危険なのでフェンスの外からの見学です。

この上で機関車がグルリと回転して向きを変えるやつですね。機関車トーマスでよく見たわ。SLのある公園はあるけど、転車台まで設置されているのは珍しいのでは。

いずれも横浜期間区高島車庫で使用されていたもの。当時の貴重な展示を自由に見ることができるのは本当にすごいですね。

機関室に犬も入っていいのか心配になり、帰ってから公園にメールで質問したところ、「指定管理本牧公園」様よりきちんと回答をいただきました。

ペットをお連れでの観覧可能となっております。リードはつけていただき、他の方がいる場合は抱っこやリードを調整していただくなどのご協力をお願いします。

上海横浜友好園も同様なので、安心してお出かけください。

本牧市民公園のSL展示場所

本牧市民公園は、三渓園、上海横浜友好園、本牧臨海公園、横浜八聖殿郷土資料館と敷地が大変広く、SLの展示してある広場は、テニスコートや運動場のそばにあります。

レストハウスフリースペース&カフェ

レストハウスでは、コーヒーは150円、ミニ肉まん110円などお手頃価格、お菓子や公園での遊び道具も販売しています。中のトイレもキレイ。

レストハウス営業時間
10:00~15:30

キャッチボール広場前

公園では珍しいキャッチボールエリアも。上海横浜友好園や 横浜八聖殿郷土資料館 の中も犬連れで見学できるので、犬連れで散歩するには楽しい公園です。

神奈川臨海鉄道も見れるかも

JXTGエネルギー(株)中央技術研究所前

こちらはオマケ情報。

本牧市民公園前の国道357号線を挟んだ向かい側にある線路は、貨物専用の「神奈川臨海鉄道本牧線」の単線路。

JXTGエネルギー(株)中央技術研究所前

本牧市民公園を背に左へ歩いていくと「横浜本牧駅」があります。青いディーゼル機関車が通過することもあるので、鉄子ちゃんには楽しいかも。

本牧線の刻表はこちら

本牧市民公園概要

  • 横浜市中区本牧三之谷59
  • 24時間
  • 蒸気機関車の見学時間
    9時~16時
  • 見学できない日
    年末年始(12月29日~1月3日)

駐車場情報やそのほかの見どころまとめはこちらにまとめています。

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