おいしい梨とブドウを買いにつつじと藤沢の果物直売所へ。小田急江ノ島線「長後駅」付近は、果樹園直売所が並んでいますが、フルーツパーク長後さんは園内わんこOKです。
フルーツパーク長後
海のイメージが強い湘南藤沢ですが、内陸部は砂質・火山灰土壌の平坦な土地が多く、地形や気候などの条件も良いため、野菜や果物の栽培にとても適しています。
市域の1割が耕地なんですって。
そのため「わいわい市」(JAの大型直売所)や生産者の直売所も多く、特に小田急江ノ島線「長後駅」周辺には果樹園が集中しています。
駅から徒歩数分とアクセスもよく、長後725号線(長後市民センター前通り)沿いには広い駐車場のある直売所が並んでいるので、車でも気軽に立ち寄りやすい。
平日の午前中でしたが、お客さんが途切れることなく梨を買いに訪れていました。
発送する人が多い感じですね。
もぎ取りは入園無料
「もぎ取りさんです、お願いしまーす」と売店の方が、畑で作業中のご主人に伝えてました。
果物狩りをするお客さんを「もぎとりさん」というんですね。呼び方がかわいい。
園に入る前に検温と消毒。
今は感染予防のため試食の提供もお休み中ですが、きっとご自慢のフルーツを味見してほしいことでしょう。
約7000㎡の広い畑はリードで入園OK。
入園料は無料、自分でもぎ取った果物を買い取りるスタイルです。梨は1㎏1,050円。
「あきひめは大きいから2個で1㎏超えますよ。」と個数の目安を教えてもらい、せっかくなのでご主人に食べごろの梨を選んでもらいました。
赤っぽく色づいているのがいいんですって。
教えてもらった通りに、下から上に優しく持ち上げると簡単に収穫できました。
大きな「あきひめ」をふたつお持ち帰り。
ブドウはお盆時期の大雨の影響で傷んでしまったものが多く、今年のブドウ狩りは中止に。
「来年、頑張ります……」とご主人。
いや、ご主人のせいじゃないし。
自然相手なので本当に大変だと思います。
直売所
「梨の写真撮ってもいいですか?」と聞いたら、「今きれいに並べるわね~」と従業員の皆さんもとてもフレンドリー。
つつじがいるのに気付くと「あら~~かわいい」と合唱。
洋ナシやブドウ、イチジクなども販売しています。この日は残念ながらイチジクははし。
路地栽培の藤沢生まれのぶどう「藤稔」は、房からはずした切り落としのパック販売でかなりお買い得になっていました。
オーロラとジェイドスイートをひとつずつ、シャインマスカット1房、切り落としの「藤稔」を1パック購入し、もぎ取った梨を合わせて3,500円弱くらい。(半分ちかくがシャインマスカット代)
ブドウも梨も甘くてジューシー。
「洋ナシは食べごろになるまでは冷蔵庫に入れずに常温で追熟させてね」と教えてもらいました。
「傷ものだけど……」とおまけでいただいた「秀玉」(左上)は、8月後半に収穫できる品種でかなり大きくなる青梨。酸味は少なく、あまくておいしい梨でした。
馴染みがない品種もこうして教えてもらうことで気づきがあったり、やっぱり生産者さんと会話をするのって大事ですね。
5000㎡の花畑
【ヒマワリ畑20200913】
— フルーツパーク長後 (@fruits_park) September 13, 2020
様子を見にきました。
見事に満開です!#長後 #フルーツパーク長後 #ヒマワリ畑 #ひまわり畑 pic.twitter.com/qeCAhw4esx
オーナーご自慢の花畑もちょっとした観光名所になっています。グーグルマップには「長後ポピーガーデン」とありますが、正式名ではなく勝手に名前を付けられてしまったみたい。5月はポピー、8月下旬から9月中旬のひまわり畑が楽しめます。
ひまわりというと真夏のイメージがあるけど、9月中旬くらいに満開を迎える秋咲きのひまわり。お花の見頃はTwitterで確認できます。
見学は100円、摘み放題は500円。
※摘める日は限られています。
果樹園から少し離れたところにあるため、車だと5分ですが徒歩では20分くらい。駅から直接向かう場合はバスがおすすめです。
直売所からのアクセスはこちら
フルーツパーク長後概要
店舗名 | フルーツパーク長後 | 住所 | 藤沢市下土棚578 | 電話番号 | 0466-43-5868 |
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営業時間 | 9:30~夕方 フルーツ狩りは10:00~15:00頃まで |
定休日 | 不定休 |
予約 | 予約可 |
利用条件 | リードでOK |
駐車場 | 無料駐車場あり |
備考 | 7月下旬より12月頃まで営業 |
公式サイト | https://kajyuen.com/WordPress/ |
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