横浜の西方寺(さいほうじ)へ満開の彼岸花を見に行ってきました。
境内はリードで犬同伴OKです。
補陀洛山 西方寺
横浜港北区にある西方寺は、季節の花々が楽しめる真言宗のお寺です。立派な茅葺屋根の本堂は、横浜市の有形文化財に指定されています。この日は彼岸花が満開を迎えて多くの人でにぎわっていました。
色とりどりの彼岸花が美しい花手水舎。
約500年前(室町時代頃)に現在の新羽の地に移転される前から、もともとこの地には観音院といわれる観音堂があり、お祀りされていた十一面観音像を調査したところ、平安時代の仏様であることが判明したと記されていました。
茅葺屋根の鐘楼堂の梵鐘は、お賽銭を入れるとつくことができるので、この日はひっきりなしにゴーン、ゴーンと除夜の鐘状態。鐘をつけるお寺は減っているので貴重ですね。
彼岸花御朱印
「彼岸花御朱印」は2種類。
- 御本尊
- 十一面観音
9月末までの期間限定
納経料 500円
混んでいたのでこの日は帰ってきてしまったけれど、やっぱりほしかったなぁ。
御朱印受付は本尊向かって左にある社務所で。
お手洗いもとても清潔。
社務所に行った際に、ご住職に犬連れについて確認したところ、リードで歩いて大丈夫ですよとのことでした。(人が多いところは抱っこしました)
彼岸花の見頃は9月中旬~下旬
今年は残暑が少なかったため、昨年よりも1週間開花が早く、見頃がちょうどお彼岸に重なってしまいました。
西方寺のWEBサイトに「駐車場は墓参りの檀家さん優先で……」と書かれていたので、ご迷惑にならないようにお彼岸前にバイクで訪問。
人が多かったのでお花だけ撮影。
参道両脇の彼岸花が満開でした。
台風が通過した後だったので、黄色の花は倒れてしまったようですが、それでも十分キレイで大満足。
境内にはピンクの彼岸花もありました。
彼岸花がたくさん咲いているのを見るのは今回が初めて。なんとなく寂しいイメージがあったけど、西方寺の彼岸花を見てこんなにきれいな花だったことを知りました。
最近は家庭でも人気があり、友人も庭に50球根植えたそうです。ヒガンバナではなく、曼殊沙華とかリコリスとよばれているんですって。
これだけの彼岸花を手入れされるのは大変なことでしょう。こうして一般開放して見せていただけるのは本当にありがたいですね。
あまりにきれいで彼岸花ばかりが注目されがちですが、ハギの花もとてもキレイでした。お花のお寺、ヒトが少ないときにゆっくりと訪れてみようと思います。
参道の美しい彼岸花は公式インスタでご覧ください。
補陀洛山 西方寺 概要
- 横浜市港北区新羽町2586
- 045-531-2370
- 9:00~17:00
- 駐車場あり
- 地下鉄ブルーライン「新羽駅」徒歩5分
市営バス41系統「新羽町」徒歩2分 - 境内リードで散策可
公式 https://saihouji-yokohama.com/
西方寺の駐車場
敷地内に20台くらい駐車スペースがありますが、あくまで檀家さん優先です。周辺の交通渋滞にも悩まれているようなので、一般公開を今後も続けていただくためにも、ルールを守って見学したいものですね。
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