晴天のお正月の砂浜をさんぽ。
国道134号線をバイクで走っていたら、坂ノ下海岸で「船おろし」の大漁旗が見えたので立ち寄ってみました。
毎年1月2日に行われている恒例イベントです。
船おろしとは
船おろしは新年になってはじめての船出前の儀式で、昨年の漁に感謝し、今年1年の豊漁と安全を祈願するお祭り。
漁師さんの仕事始めですね。
海岸にせいぞろいした漁船は大漁旗で飾られ、これから1年間大漁続きであるように、事故もなく平安に働けるようにと船霊(ふねだま)様にお祈りします。
以前は船の上から船主が海に向かってみかんを、見物客にはお菓子やお金などを盛大に撒き、福を拾おうとたくさんの見物客が訪れましたが、2021年からコロナウイルス対策のためみかん撒きはなしで、お飾りのみ。
なぜに海でみかん?と思ったら、黄金が漁によって返ってくるようにとの願いをこめているのだそう。
13時すぎだったので大漁旗をちょうど片付けているところでしたが、撮影してもいいかお聞きしたら、わざわざ旗を広げて見せてくれました。
来年のお正月は賑やかにまく姿が戻るといいですね。
色鮮やかな大漁旗が潮風になびく砂浜を散歩。
2022年のお正月は晴天で、海もとても穏やかでした。
腰越海岸「船祝い」(2022年1月4日(8時から)はみかん撒きがありました。
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